Service 建築企画及び設計・監理

設計から竣工までの工程 家づくりのスケジュール

01.設計相談

家づくりに関して設計から工事竣工まで、様々な工程があり各種手続等を含めとても煩雑です。またこんなはずでなかった等の悔いが残らないように十分な打合せをしましょう。

工務店、住宅メーカー、建築家等誰に頼んだらよいか迷うところでしょう。工務店等は設計料込みといった表示が多く見られます。このような表示の場合でも設計は資格を持った人が行いますので、この場合設計料は工事金額に含まれています。設計事務所に設計を頼むと、設計料の額に割高感を感じるかもしれません。しかし設計事務所は工事見積の適正さを十分比較しますので無駄遣いを防ぐことができ、また、適正に工事がされているか監理をしていきますので食い違いを防ぐことができます。 

02.設計開始

どのような住まい方をしたいか自分の思いを伝えてください。敷地調査を行い基本計画を作成します。

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基本計画等が気に入りましたら設計契約をします。

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構造・規模・空間・その他夢の実現に向けて具体的なプランを作成します。

一生で一番高い買い物をします。十分な時間をかけて良い物を作りあげたいものです。そのためには約1年ほどかかります。最低でも6ヶ月はかけましょう。

03.資金計画

資金計画は十分に考えてください。

大まかには下記のような費用がかかります。  

  • 設計費用
  • 行政への各種申請代
    主として確認申請代・完了検査申請代(建物を建てる場合は行政に必ず申請をします。)他に開発申請代等あります。
  • 地盤調査費用
  • 工事費用(建物本体費用)、(フェンス・カーポート・植栽等外構費用)
  • 冷暖房設備・家具・カーテン等インテリア費用
  • 水道加入金
  • 設計変更にかかる工事追加費用
  • その他諸費用
    測量費用・登記費用(立て替えの場合 滅失登記費用もかかります。)解体費用・引っ越し費用・土地取得の場合は土地代金の他,登録免許税、不動産取得税、印紙税・地鎮祭、上棟式、竣工式にかかる費用など

資金計画を考えるポイントとして、返済等を考慮して全体でかけられる金額を考えます。

建物本体の金額は坪当たりの単価で検討するのが一番計画しやすいと思います。ただし一概に比較はできませんので詳細は設計を進めながら決まってきます。

  • 全体の金額の目安としては建物本体の金額の3割増が妥当でしょう。
  • 予算額にあわせた設計を進めていきますので、できるだけ明確にしておいた方がその後の打合せもスムーズに進みます。
  • 銀行などから借入を受ける場合は、借入金額の変更やなかなか融資を受けられずに工事が進められない場合などがありますので、手続きを早めに進めてください。

04.施工業者を決定する

設計完了後業者見積をとります。相場とかけ離れた低価格は要注意です。適正価格・別途事項や見積落としなど見積内容のチェックをしていきます。

  • 工事請負金額を決定し契約をします。
  • 予算がオーバーしてしまった場合は仕様の変更をします。

05.工事着工

規模にもよりますが着工から完成までおおよそ半年はかかります。具体的に内外装材の材料の確認や色を決めていきます。色決め等かなり時間がかかってしまいとても忙しくなります。しかしこれから何千万という金額をかけていきますので、やはり一緒に決めていきましょう。打合せと違う部分の確認もできますので現場に足を運び、疑問等ある場合は遠慮せずに質問しましょう。

工事の追加・変更は可能な部分と否とがありますので、もし追加・変更したい場合は早めに連絡を。予算オーバーにならないように金額の確認を必ずしてください。

06.工事竣工

工事完了です!!! お疲れ様でした。

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